kaise masaki

反省・学びを投稿します。

2030年なんてすぐだ

 

 持続可能な地域の作り方 〜未来を育む「人と経済の生態系」のデザイン〜

という本を読み始めた。

冒頭はSDGsについて触れ、持続可能な社会について述べている。

以下に、学んだことを記述する。

 

SDGs = Sustainable Development=「持続可能な開発目標」

本書によると、SDGsは全世界共通の目標であり、日本の目標でもあり、都道府県、自治体の目標である。

また、私たち市民の生活と未来に関連するものであるから、私たち一人一人が達成に向けて行動することが求められている。

 

SDGsの達成目標は2030年

つまり、2030年にはSDGsの17の目標が達成されていなければならないということだ。

こういう言い方をすると、他人事みたいだが、2030年に、全ての目標を達成することは可能なのかとも感じた。

実際、SDGsの現状などを詳しく調べるまで、私はSDGsを身近に感じてはいなかった。

授業で調べる機会があったため、調べてみて多くの企業がSDGsに取り組んでいるという現状は、知ることができた。

 

企業の取り組み・個人の取り組み

まず、身近な静岡市の企業を調べた時、静岡銀行のホームページに、

「私たちはこのような取り組みをしていて、この取り組みは目標〇〇を達成するために行っています」

ということが表になって分かりやすく具体的に記述されていたことで、SDGsの取り組み事例を理解することができた。目標達成のために行うことが、企業単位だと大きくなってしまうというだけで、個人にできることもある。

 

SDGsという何となく堅苦しい言葉であるが、私たちが行う何気ないこともその目標の達成につながる。

例えば、

 ① NPONGOに募金 → 食糧支援・教育支援を行える

     貧困をなくし質の高い教育を普及することにつながり、ゴール1.2.4の達成に貢献できる

② 買いすぎをなくす、ゴミを減らす、電気の節約をする

    食糧やエネルギーの無駄をなくすことで、ゴール7.12の達成に貢献できる

 (出典:環境省

ゴミを減らすことなど、今からでもできることもある。

個人の行いは世界の取り組みのほんの少しにすぎないが、SDGsを難しく考えすぎることなくできることをやるべきだとわかった。

 

以下、参考文献 。

gooddoマガジンは、SDGsについての情報が詳しく載っている。これから頻繁にチェックしてきたい。

gooddo.jp

 

取材の気づきと学び

ゼミの取材を

 

輝いている方を取材できるのは、貴重な機会。画面越しで圧倒される。

カッコ良くて、ただ圧倒されるばかりである。

 

その方へのの取材で、どうやって学ぶか、学んでその後何をするか。

自分と比べてみたり、実践されていたことを模倣してみたり、自分には何ができるかを考えることが大事だと思う。

 

取材した方の考えを分けていただけると考えると、なんてありがたい話なんだ....

 

自分が無力とか、そんなこといっている間に本を読んだり、自分を緊張する状況に置いたり、アウトプットすることが将来への近道だ。

 

ゼミの課題に対して、県外から若者が出ていってしまうことに関しては、納得せざるをえない。

「静岡にいるのでは自分の世界が広まらない」

「狭い生き方をしたくない」

「やりたいことを求めて、県外に出る」

自分自身も、そう考えている。地元にいるのと違う世界を見たい。人生一度きりだからね...

むしろ、知り合いの誰にも会えない場所にいってみたい。

 

取材の仕方にも興味が湧いてきた。自分も実践することがあるので、勉強になる。

相手が喋って、それで無言で次の質問にいくのではなく、相手がいったことに同意し、要約して、それで初めて次の質問をする。

会話の沈黙というむず痒い時間を相手に与えてはいけない.....難しい....

 

 

スターバックスからみるサービスの価値

マーケティングを学ぶ

 

スターバックスはなぜ値下げもテレビCMもしないのに強いブランドでいられるのか?

という本を読んだ。

 

 ブランディングとはなにか?マーケティングとは何か?

私自身、ブランディングに興味があるのに、ブランディングについて何も知らなかった。

私はこの本を読むにあたって、マーケティングブランディングについて学ぼうと考えていた。しかし読んでみて学んだのは、他でもない「サービスについて」であった。

 

以下、第一章の感想。

 

私のスターバックスに対するイメージは、

「値段は高め。少し入りにくい雰囲気がある。

「何かいいことがあった時、利用する」

こんなイメージがあり、普段はほとんど利用しない。

 

しかし、スターバックスを利用した時のことを思い返してみると、そのUXの中に不満はなかったことだけが確かである。

メニューを選ぶのはワクワクするし、コーヒーは美味しい。店員さんは優しい。

今日はスタバに行こう。そう思ってしまったら、少し値段が高いことも不満に思わなくなる。

スタバマジック!

サービスはマジックだ。

 

この本を読んで、スターバックスこそ「人間中心設計」の第一人者であり、「サービスデザイン」を世界に発信している企業だとわかった。それも ”意図せず” だ。

"意図せず"というのは、「人間中心設計をしよう」「サービスデザインを行おう」と意図的に行われたことではなかったということだ。

 

「美味しいコーヒーを飲んでもらいたい」

その一心で、コーヒーと、コーヒーを飲んでもらう時の顧客体験にこだわった結果、

スターバックス」という有名ブランドが生まれた。

だから、スタバはブランディングらしいことは行っておらず、コーヒーのおいしさを伝えるためのビジネスを行っていったことで生まれたブランドである。

スターバックスのビジネスにおいて考えられているなにもかもが、コーヒーを一番美味しく味わうことを目的としている。

サービスとは、人のことを考えること。

 

 

これから、サービスとマーケティングの関係も知っていきたい。

 

疑問もある。

「サービス」より「イメージ(広告)」が先行している企業はいかがなものかという記述があったが、「イメージ(広告)」を先行させる広告方法をやめるとしたら...もし無名の企業が、サービス重視でビジネスを行おうとするならば...まず何を行うべきなのか。

どこからがブランディングなのか。ますます疑問が増えた。

ブランディングは戦略だ」と聞いたことがある。しかしそう考えている時点で、本当に人のことを考えているのか危うい。戦略というのはあくまで、自己・自社中心的な考えであると言える....。

 

たくさんの疑問・モヤモヤが生まれたが、これから2章〜の感想を書きながら、何か掴んでいきたい。