kaise masaki

反省・学びを投稿します。

協働で未来が変わる!( SDGs 第1章 )

第1章「SDGsと地域創生」要約

 

SDGsには、「誰一人取り残さない」という考えがある。

「誰一人取り残さない」というのは、障害者を含む、全ての人が平等になっていけばいい、という考え。

目標は別々ではなく、丸い円で表される。

目標には包括性があり、全ての目標はつながっている。独立していないので、互いが影響しあっている。

 

・ナイジェリアのチャド湖

地球温暖化の影響で水位が下がり湖が縮小(13 気候変動)

湖の恩恵を受けていた農業や漁業に従事していた住民は水不足に悩まされ(6 水トイレ)

仕事を失い(8 仕事と経済)

その土地を離れ、大都市へと移り住んだ。大都市に貧困層がふえ(1貧困)

街がスラム化した(11 まちづくり)

貧困層が苦しい生活の中でイスラム過激派への勧誘を受け、テロ活動に加わる若者が増えていった(16 平和と公正)

 

SDGsの本質 地球上の課題はつながっていて、互いの影響や相互作業を考えながら解決していかなければいけないこと

 

・観光振興を目的とした海洋レジャー建設

日本全国、世界中から観光客を呼び込むことを目的として、建設事業を行うとする。

地域に多くの雇用を生み、地域経済を活性化する (8 仕事と経済・9 産業と技術)。

しかし、豊かな海の汚染(14 海の豊かさ)

基幹産業である漁業の衰退 (9 産業と技術)

廃棄物 (2 生産と消費)も危惧される。

そんな状況に対して、2つのシナリオが考えられる。

 

1つは分断シナリオである。

海洋レジャー事業者が、漁業関係者が、地元商店・ホテルが、行政が、それぞれが自分の利益や目的の達成を優先する行動をとるシナリオだ。

このシナリオでは、互いの利害関係が衝突し、誰かが利益を得たら、誰かが不利益を被る事態が生じる。

海洋レジャー事業者の利益を最大化するような開発が行われたとする。その結果、観光客は地域に増える。

 

しかし、その影響で海洋が汚染され(海の豊かさ)

漁業の衰退はますます進む (8 仕事と経済)

ゴミは増え、生活環境は悪化する (2 生産と消費)

レジャー施設内で食事や買い物が完結しレジャー事業者だけが儲かり、観光客の恩恵を地元が得られず、住民からは反発の声が上がる。

 

開業当初は観光客が多数確保できたとしても、次第に競争力を失い、他の地域との競争に破れる。地域には、古びた施設と汚れた海が残り、ますます衰退が進む。

個別の目標達成を優先させた分断の状況は、地域全体に、そして当初は勝者であった側にすら負の影響をもたらすのだ。

 

もう一つは、分断シナリオだ。

関係者が対話し、地域全体が目指す姿、各自の生活や事業の目的を共有し、ともに達成することを目指して協働するシナリオだ。

 

大人数収容の環境負荷の高いリゾートではなく、ごみゼロ、クリーンエネルギーで海の生態系に影響を与えない小規模リゾートを開発し(7 エネルギー・2 生産と消費)

地元産の海の幸や農作物(4 海の豊かさ・2食料)を活用した料理を振る舞う。

地元住民と協働した観光コンテンツを開発・運営する。

環境共生型レジャーとして評価が高まり、地域に新たな雇用も生まれる (8 仕事と経済)。結果的に、地域全体が活性化し、関係者みんなが利益を得る。そんな理想的なシナリオだ。

 

このように、7のゴールは互いに密接につながっている。

自分の目標が地域全体の目標とつながっていることを意識し、ともに達成することを目指すのが、自分の目標達成にも結果的には近道なのだ。そのための思考の枠組み、地域全体の共通言語となるのがSDGsなのだ。

 

---------------------------------------------------------------------------

 

第1章を読んだ感想

 

SDGsと言う言葉はかなり自分とは遠い存在だと思っていたけれど調べてみると身近でできることだったり、今実行できることが多くあると分かった。

全ての目標がつながっていると言う事は、「どれが何につながるか。」その選択肢がかなり多く、ただ一方通行の流れではないということだ。

 

続可能と言う言葉はかなり漠然ではあるけれども私たちが死んでからもつながる何百年後にも残るような考えであるということはわかる。それが世界共通であるからなおいっそう具体的に目標を決めながら自分たちの地域の未来につながるようなことをしなければいけないと言うことがわかった。

 

何回読んでも理解するのが難しかったので、表面的な事しかわからなかったけれど......

SDGsは17の目標で表され、ある1つの目標がどの目標に影響を与えるかははわからなくて、一つの目標を達成する事ばかり考えると、他の目標を達成するのに悪影響を及ぼす可能性があるという事だと解釈した。

だから、SDGsの達成を考えるとき、それぞれの目標を達成するのに、影響を及ぼしそうなつながりを考えて考慮しながら取り組まなければいけない。

(あってるのかな......)

 

例えばレジャーの関係者が観光施設を建てるときに、関係者や個人の利益だけを考えてそれを実行してしまったら、その地域の環境を破壊してしまうことになった。つまりレジャーの関係者が環境に及ぼす影響を考えなければいけなかったということ。

目標を一つ一つをつなげることと関係者一人一人が話し合うと言う事は同じなのではないかとも思った。

 

 

 

 

「他と違う」は簡単には生み出せない

スターバックス 第3章

「どこにでもあるもの」を「他にはないもの」に変えよ。

 

第3章要約

・「他にはないもの」を生み出したいなら、「ブランドロイヤルティ※」を考える

※ブランドロイヤルティとは

購入者が、購入時の商品選択において他のブランドにメリットがあったとしても、特定の製品ブランドを一貫して愛好し、継続して購入する傾向のこと。または購入すること。

 

どこにでもあるものを他にはないものに変えるには、

「どこにでもあるもの+何らかの要素に対する圧倒的なこだわり」

そして、そのこだわる部分にはお金をかけることを惜しまないこと。

これが他とは違う製品や体験を生み出し、そのこだわりの部分に魅了されたファンを獲得する。そうしてブランドロイヤルティが生まれるのだ。

スターバックスでは、コーヒー自体のローストの仕方、コーヒーを飲む空間にこだわったことで、それまでのコーヒーの既成概念を壊した。

 

 

 

マーケティング方法はひとつじゃない

 

 

最近はたるんでいた。

夏休み最初の危機感というものがなくなってきてしまっている。

最近はみんな、何をしているのか。何をしたらいいかわからない......

ずっとこんなことを言っている。何か、就職に関することをしなければいけない。

ポートフォリオってどうやって作るん?

という疑問が出てきたので調べてみた。

 

まず、これはFacebookで見つけたなるほどブログ。

自分はどんなポートフォリオを作りたいか、ちゃんと考えていこう。

先輩のポートフォリオ、見てみたいな

note.com

 

やっと本題

スターバックスの2章「マーケティングは全て社員の仕事の一部である」

 

まず、マーケティングとは「商品が効率よく売れるための企業の市場活動・販売戦略」

ということを頭に入れておく。

 

以前のおさらいと、スターバックス の前提。

スターバックスは広告を行わない。広告費にかけるお金を、コーヒーを美味しく飲んでもらうための空間づくりやコーヒーを入れる設備に投資した。

するとその空間やコーヒーに魅せられ、顧客がどんどん集まり、世界的な一流企業の一つになったのだ。

つまり、顧客のことを第一に考えていくことでで成功を収めた企業であり、顧客のことを考えることがどれだけ大事なことかがわかる。

 

まず、2章の内容要約

マーケティングをなおざりにしていたわけではなく、かなり重要なものだと考えていた

マーケティングは企業の何もかもに影響するため、企業のマーケティングを一つの部門に任せるのではなく、全員がその役割を把握して全社員の仕事の一部として取り入れた

「店内での体験」が、スターバックスマーケティングの主力となった。つまり、店内での顧客体験に、戦略を立てたということ

顧客に関わる・顧客に与える些細なことが全てマーケティングになる。テレビCMを流すのではなく、スターバックスを体験した顧客自体に広告させる

・顧客は、スターバックスを直に体験する

・テレビCMよりも重要なマーケティング

 

 ①顧客との関わり テイスティングによって、顧客の表情などでコーヒーの良し悪しを確かめる

 ②地域との関わり 各店舗の地域で行われるチャリティー活動への協力

顧客により良い体験をしてもらうことにお金をかけることが、スターバックスマーケティングである

 

スターバックスは、マーケティングをしていないのだと思っていた。しかしそれは全くもって誤解だった。スターバックスににかできないマーケティングの方法を行っていることが確かにわかった。

マーケティング方法は一つだけではない。

広告を作ることがマーケティングの方法な企業もあるし、顧客体験をマーケティングする企業もある。

会社内にマーケティング部門を作るのではない理由も理解できた。

お客さんと接すること自体も顧客体験であるから、その体験を作り出すスターバックスの従業員自体が、スターバックスマーケティング方法について知っていなければいけないのだ。

マーケティングで、企業の営業を違う場所からコントロールしているのではない。

スターバックスマーケティングは、常に顧客と密接に存在しているもので、顧客がいなければ成り立たないものだとわかった。

 

ドリンクが入っているボトルに、「Thank you!」とか、かわいい絵が書いてあることがよくある。私たちはそれで癒される。

それも、スターバックスマーケティング方法であり、間違いなく良い顧客体験を生み出しているんだなぁと思った。スタバへ行こう。

 

 

 

 

 

 

冷蔵庫と暮らし

訳あって、2年の夏休みに自由研究を行った。

 

まず、私が行ったことは、慶應大学の加藤文俊さんの研究室で自粛期間に行われていた、「ちょっと退屈なフィールドワーク」というものの模倣だ。

https://fklab.net/fw20s/?fbclid=IwAR2R7gFuqks0tM5d8KxFJQ4cyChPh5m4Zg1ohXv3Dzz8E5QMSoQ62CdZI1k

 

この、身近なものを観察して、見えてきたことをまとめるというもの。

先生にこの研究室の活動を教えていただき、「これをやってみたい!!!」

と思ったのが、きっかけだった。

 

この「ちょっと退屈なフィールドワーク」を行っていた方々は、”他者によって動かされるものを観察している”と自分なりに解釈した。

私は、「食」について興味があり、食に関係するもので他者によって動かされるものは、冷蔵庫だ!と思い、調べていった。

観察をどう行なったかを描いていく。

まずは記録。以下、記録方法。

 

・1日3回、10:30・17:00・24:00と時間を決めて冷蔵庫内の写真を撮った。

・冷蔵庫の表面にメモとペンを磁石でくっつけて、家族に冷蔵庫を開けるたび正の字を書いていってもらった。(家族には、面倒だと言われた。)

・日にちの時間ごとに、家にいたのは何人かをメモ。

 

これを1週間続けた。

1週間がおわって、さぁ!まとめるぞ!と写真と記録を並べて、ガッカリしてしまった。

なにも変化がなかったからだ。

あと、つまんねー冷蔵庫だなと。

 

記録を頑張ったのに何も分からなくて失望してしまって考えるのを1日放棄してしまった。

でも何かとりあえず結果を出したいと思って、並べた記録をとにかく書き出していった。

f:id:ochakk:20201029190857p:plain

ただ思ったことをとにかく書いた

 

それでもピンとこない。

半日以上、記録とにらめっこした結果、初めて記録を並べた時に思った「変化がない」ということに「なんで変わらないのか?」と疑問を持った。

他者によって動かされる食材の出入りについて調べたかったのに、なんでこんなに出入りがないんだろう......?

 移動しない食材、でも毎日の夕飯は違うものが出てくる.....何で.......。

 

悶々として、記録結果を見直す。よくみると、記録していた冷蔵庫を開ける回数は、1日で30回前後と、1週間あまり変わらなかった。

自分が冷蔵庫を開ける時を思い出すと、

・ご飯の時

・朝起きた時

・寝る前

とだいたい決まっていた。そういえば食材はそんなに動かしていないし、例えばお茶を取り出したら元あった場所に戻すだけ。

 母がよく冷蔵庫を開けていたのは早朝にお弁当を作る時。これは、1週間のうち、平日の朝7時までの時間で、この時間は他の時間帯よりたくさん開けられていた。

 

もしかして、冷蔵庫は生活リズムとかかわっているのか?

とひらめいた時いろいろと繋がった。

 

そして、

「変わらない冷蔵庫内=変わらない生活リズムなのではないか。」

という仮説が生まれた。

 家の外では毎日違うことが起こっているのに、家の中では行うことは大体決まっているということにも気付いて、ハッとした。

 

以下が、仮説に対しての自分の考えのまとめである。

 

細かい位置は変わっているが、全体を通して同じものが常にある。冷蔵庫の中身の変化のなさは、「生活リズムの変化のなさ」なのではないかと感じた。

 

冷蔵庫にはなぜ目新しいものが現れないのか。
生活は、同じようなことが同じように起きて、回っているからか。人間の基盤となる生活(家の中での生活)は毎日変わらないもので、そこに毎日変化する行動・毎日違う用事(家の外での出来事)が加わり、それをまとめて「暮らし」というのではないか。

 

今回の調査で、毎日変化が起こる家の外での行動とは相対して

基盤とする家の中での生活には、「刺激・変化」は求めておらず「安心・安定」を求め、人間は暮らしにおいて安定と変化のバランスをとることで生きている

ことがわかった。その表れとして、家の中の生活に深く関わっている冷蔵庫の中はは大きな変化が生まれない。

 

f:id:ochakk:20201029191045p:plain

写真とまとめ

 

冷蔵庫の写真と記録からはこの仮説が生まれたということが収穫できてよかった。

調査結果:

生活に直結している「食」を観察していたら、「変わらない暮らし」が見えてきた

 

本当にこの仮説や考えがあっているかはわからないし、他の人の冷蔵庫を観察したらまた違う気づきがあるのかもしれない。

「家の冷蔵庫、一週間記録させて!」なんていろんな人に言って回ったら変態だと思われて友達がいなくなってしまいそうなので、自分の家以上に調査を広げることができないのが悔しい。

 

 

 

なるほどブログを発見

 

 

「なるほど!」

 

と唸ったブログを見つけた。

一言で言うと

「UXデザイナーになりたいなら、ポートフォリオにはプロセスを記述せよ」

という内容である。

 

かなり参考になった。

しかしプロセスを載せることは及第点に過ぎない。

デザインを決める上で「なぜそのデザインに決定したのか」

どの製作過程で、どう思ったのか。

 

ポートフォリオは製品カタログではないから、

プロジェクトを行ったのなら、その中で自分が工夫したこと・思ったことを主観的に記述する。

文章で1番大事なところを極端にフォーカスしたり、注目して欲しいビジュアルがあったらそれを一番さいしょにみせる。

自分の立場で行ったことを掘り下げて記述してもいい。

自分のことを書いていいんだ!と少し意外に思った。

ポートフォリオは、自分の中では「作品まとめ」「作品展」のように考えていた。

それは違ったようだ。

作品展には成果物・作品ががたくさん並び、その美しさや凄さを伝える。

しかしポートフォリオは、自分の考え、思考、積極性、性格、能力 を

伝える方法なんだとわかった。

 

分かりやすいし、スッと納得できるブログで、少し将来のもやがなくなった(でも、まだまだある)気がした。

ポートフォリオを作成することを念頭におきながら、自分にできることをやっていって、何か行動を起こした時には必ず心情の変化を記録したり、写真で記録することを欠かさず行っていきたい。

 

以下、参考文献(これから頻繁にチェックしたい)

note.com

 

また、ポートフォリオに大事なこともしった。

「読む人がどうやったら喜んでくれるか。」

これまたなるほど。

design-noie.com